
東大阪の不動産価格は今どうなっている?推移や売却相場もチェック
不動産の売却を検討されている方にとって、「今の東大阪の不動産価格がどうなっているのか」「これから価格はどう動くのか」といった情報はとても気になるものです。しかし、不動産価格の推移や相場は知っているようで実際には分かりづらいものです。本記事では、東大阪における土地や中古マンション、一戸建ての価格推移や相場の現状、今後の見通し、築年数別や面積別の特徴まで分かりやすく解説します。不動産売却を有利に進めるためのヒントが満載ですので、ぜひ最後までご一読ください。

東大阪の不動産価格推移の現状を知る
まずは過去10年間の土地価格や中古マンション価格が、どのように推移してきたかを見てみましょう。
| 種別 | 過去10年間の動き | 最新水準 |
|---|---|---|
| 土地(取引実勢価格) | 2015年から2025年にかけて、坪単価は約43.1→68.7万円/坪へと上昇 | 2025年時点で平均坪単価68.7万円、前年比+6.6% |
| 土地(公示地価/基準地価) | 2010年以降、ほぼ横ばいで推移 | 公示地価:2025年49.1万円/坪(前年比+0.6%)、基準地価:58.2万円/坪(+1.27%) |
| 中古マンション | 2015年頃の㎡単価約21万円から2025年には29.5万円へ緩やかに上昇(+約40%) | 2025年の平均は29.5万円/㎡(前年比-2.4%) |
まず土地の取引価格ですが、取引事例に基づく実勢価格で見ると、2015年に43.1万円/坪だったものが、2025年には68.7万円/坪となり、約25万円の上昇、率にして約58%の上昇が見られます。特に直近の2024年から2025年にかけては+6.6%という高い伸びが見られます
(参照:取引事例による坪単価推移)
次に、公的指標である公示地価や基準地価を見ると、より安定した推移です。公示地価は2025年時点で49.1万円/坪(前年比+0.6%)、基準地価では58.2万円/坪(+1.27%)となっており、10年前と比較してもほぼ横ばいで推移していることがわかります
(参照:公示地価・基準地価)
中古マンションの相場では、2015年頃の取引㎡単価は約21万円でしたが、2025年には29.5万円/㎡となり、この10年で約40%の上昇を示しています。ただし最近では、2024年から2025年にかけては2.4%の小幅な下落が見られます
(参照:中古マンション価格推移)
以上のように、土地の実勢価格は上昇が鮮明ですが、公的地価は横ばい傾向、中古マンションは緩やかな上昇の後、最近はやや下がり気味という傾向が見えます。これらのデータを踏まえることで、ご自分の物件の適正な売却価格や売却時期の判断に役立つ情報を得られます。
将来の価格見通しと予測
東大阪市における今後10年間の不動産価格の見通しを、土地と中古マンションについて、信頼できるデータをもとに整理します。
| 対象 | 現在の相場 | 10年後の予測 |
|---|---|---|
| 土地 | 約48万円/坪(2022年基準、新近傍平均) | 約51万円/坪(+6.0%予測) |
| 中古マンション(㎡単価) | 約27.5万円/㎡(2025年版) | 下落傾向継続の可能性もあり(需給・金利次第) |
まず、土地価格については、ダイヤモンド不動産研究所が2025年6月に発表した調査によりますと、東大阪市では2022年における坪単価が約48万円であり、今後10年間で+6.0%の上昇、すなわち2032年には約51万円/坪になると予測されています。
次に中古マンションですが、2025年時点での㎡単価はおよそ27.5万円とされ、前年と比較して7%程度の下落が確認されています。また大阪府全体では中心部と郊外の二極化傾向が進んでおり、東大阪のような郊外エリアにおいては価格の調整圧力が高まる可能性が指摘されています。
将来予測の背景には、土地価格に関しては、人口動態・地域経済の見通し・公示地価・過去の取引実績などを用いた状態空間モデルによる分析が用いられており、その基盤は堅固です。一方で、中古マンションの価格については、市場における在庫量・買い手の反応・金利動向・都市再開発の影響など、複数の変動要因が絡み合うため、将来予測には慎重な姿勢が求められます。
総じて、土地価格は緩やかな上昇が見込まれる一方、中古マンション価格は今後の市場環境によっては下向きに転じるリスクがある状況です。売却を検討される際には、このような将来予測と背景要因を踏まえてご判断いただくことが重要です。
用途別・築年数別の相場の違い
東大阪市における築年数や用途ごとの相場の違いについて、信頼できるデータをもとにまとめています。
| 項目 | 相場価格の目安 | 補足情報 |
|---|---|---|
| 築10年の一戸建て(延床70㎡) | 2,079万円(坪単価 約98万円/坪) | 坪単価・延床面積別で詳細データあり |
| 土地(坪単価・最新) | 約77.7万円/坪(平米単価 約23.5万円/㎡) | 2025年の取引21件による最新データ |
| 築年数別マンション(平均㎡単価) | 築5年以下:約61.30万円/㎡ → 築36年以上:約19.67万円/㎡ | 築浅ほど高く、築36年以上で約67.9%下落 |
まず、築10年の一戸建て(延床面積70㎡)の相場は、2,079万円で、坪単価に換算すると約98万円/坪です。延床面積や築年数ごとに詳細な相場を見ると、築5年であれば約105万円/坪、築15年では約92万円/坪と推移しています。
土地については、最新の2025年データによると、坪単価は約77.7万円/坪、平米単価は約23.5万円/㎡で、前年度に比べて約20.8%上昇しています。ただし、取引件数が前年比で大きく減少しており、個別の取引条件に左右されやすい点にも留意が必要です。
マンションの築年数別価格相場では、築5年以内で㎡あたり約61.30万円、築6~10年で約55.00万円、築11~15年で約49.43万円となっています。築年数が古くなるにつれて単価は下がり、築36年以上では約19.67万円まで下落するなど、築浅と築古では約67.9%の差異があることが分かります。
以上のように、東大阪市では一戸建て・土地・マンションそれぞれ用途や築年数により、相場に明確な違いがあります。売却を検討される方は、ご自宅に近い条件の相場を参考にすることで、より実態に沿った価格判断が可能となります。
相場を踏まえた売却を検討する際に読者が注目すべき点
東大阪市における最新の平均売却価格や平米単価について確認しておくことは、不動産売却を検討する際の重要な出発点になります。まずは中古マンションでは、2025年4月時点での平均成約単価は1平方メートルあたり27.70万円ですが、前年同月の34.97万円から約20.8%下落しており、相場が低下傾向にある点は押さえておきたいポイントです。
| 物件種別 | 指標 | 直近の数値 |
|---|---|---|
| 中古マンション | 平均成約単価(万円/㎡) | 27.70 |
| 中古戸建て | 平均売却価格(万円) | 2208 |
| 土地 | 平米単価中央値(万円/㎡) | 21.6 |
一戸建てでは、2025年2月時点での平均売却額は約2208万円、平均専有面積は106㎡というデータがあります。
土地については、SUUMOによる最新のデータで、相場の中央値は土地売却価格が2400万円、平米単価で21.6万円となっており、直近の売却実感として押さえておくとよいでしょう。
このような客観的な指標を基に、売却希望価格や査定依頼の際の参考価格を自分のなかで整理しておくことが、効果的な売却につながります。
売却時期を判断する材料としては、相場動向の「上昇・下落」のトレンドに加え、「取引件数」も重要です。たとえば土地の場合、過去1年間の平均売却額が5405万円、取引件数が93件で、取引件数が減少している状況は「今が売り時」の可能性を示唆しています。
また、自宅の条件が相場にどう影響するかを知るためには、築年数、駅距離、面積などとの比較が不可欠です。中古マンションでは、築年数が浅く駅に近い物件ほど相場より高く売れ、逆に築古や駅遠は低くなる傾向が明らかになっています。土地では、立地によって坪単価に大きな差が出やすいため、自分の物件の条件を踏まえて類似事例を確認することが参考になります。
まとめ
東大阪における不動産価格の推移は、土地や中古マンション、一戸建てごとに異なる動きを見せています。過去10年の変化や現在の相場を知ることで、お持ちの不動産の立ち位置が見えてきます。また、築年数や面積、間取りによっても価格は大きく変動しますので、一つ一つの特徴を理解することが大切です。将来の価格予測や背景となるデータも参考にしながら、売却を検討する際には最新の相場やご自宅の条件をしっかりと照らし合わせて進めましょう。不動産売却を成功させるための第一歩は、正確な情報と冷静な判断材料を手に入れることです。
