空き家の家財道具はどう処分する?手順や費用相場も解説

空き家の家財道具はどう処分する?手順や費用相場も解説

ご実家などの空き家を相続する予定があるものの、室内に残された大量の家財道具をどのように処分すべきかでお困りではありませんか。
そのまま放置してしまうと家屋の劣化や防犯面でのリスクが高まりますが、いざ自分たちだけですべてを整理しようとしても、途方もない労力と時間がかかってしまいます。
本記事では、空き家の家財道具を自分自身で効率よく処分する手順をはじめ、専門業者に依頼する際の注意点や、費用の相場と節約方法について解説します。
今後ご実家の整理を控えており、無理なく無駄なコストを抑えながら家財道具をスムーズに片づけたいとお考えの方は、ぜひご参考になさってくださいね。

実家の荷物量だと、処分費用はいくらくらいかかる?

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空き家の家財道具を自分で処分する3つの手順

空き家の家財道具を自分で処分する3つの手順

空き家の家財処分には、主に公的サービスや売却などの手段があります。
まずは、家財道具を自分で処分する方法について解説していきます。

公的サービスの利用手順

自治体の粗大ごみ収集は、電話やネットで品目と数量を伝え、収集日と場所を確認しましょう。
指定の処理券を購入して対象物に貼り、指定日時までに搬出するのが基本です。
ただし、1回に出せる量が5〜10点程度に限られる地域もあるため、家財が多い場合は数回に分けて出すと良いでしょう。
車両があるなら、クリーンセンターへ直接持ち込み、10kgあたり約100〜300円程度で処分できる場合もあります。
また、空き家と持込者の住所が異なる場合は、公共料金の明細など排出元を示す書類が必要でしょう。
テレビや冷蔵庫、パソコンなどは別の回収方法となるため、自治体の案内も確認しましょう。

売却して再利用するコツ

状態の良い家具や比較的新しい家電は、再利用を扱う店舗へ相談すると、処分量と費用を同時に減らせます。
大型品が複数ある場合は、査定から搬出まで任せられる出張買取を選ぶと負担を抑えやすいでしょう。
また、製造から5〜7年以内の家電や傷の少ない家具は買い取り対象になりやすく、写真で事前査定を受ける方法も便利です。
古いおもちゃや食器は、ネット上の売買サービスで思わぬ価格が付く場合があります。
ただし、清掃や撮影、発送には手間がかかるので、送料や作業時間も含めて判断することが大切です。
大型家具は、無料で譲る代わりに現地まで引き取りに来てもらえる地域掲示板も活用できます。

効率的な分別と搬出方法

家財の整理は家全体を一度に進めず、場所ごとに区切り、まず玄関や廊下から片づけると作業しやすくなります。
残す品、自治体へ出す品、売却や譲渡に回す品の3つに分け、迷う物だけを専用の保留箱へ入れましょう。
ただし、保留箱を増やすと判断を先送りしやすいため、基本的に1箱までと決めておくのがおすすめです。
また、作業日ごとに担当場所や搬出量を具体的に決めれば、時間と体力を配分しやすくなるでしょう。
搬出時は手袋やマスクを着用し、重い家具は扉や棚板を外して、無理をせず安全を優先しましょう。
台車を使い、大型家具から積んで隙間に箱を入れると、車両の往復回数も減らせます。

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業者に家財道具の処分を依頼する際のポイント

業者に家財道具の処分を依頼する際のポイント

前章では自分で処分する手段について述べましたが、ご自身ですべてこなすには、時間が必要となる場合もあります。
ここでは、専門の業者に処分を依頼する際のポイントについて、解説します。

最適な専門業者の選び方

専門業者を選ぶ際は、家財の状態や希望する具体的な作業内容を整理し、得意分野と対応範囲が合うか事前に確認しましょう。
不用品回収業者は、日用品などをまとめて搬出したい場合に利用しやすい選択肢です。
ただし、家庭の廃棄物を回収するには一般廃棄物収集運搬業の許可が関係するため、依頼前の確認が欠かせません。
また、買い取りを依頼するなら、古物商許可の表示がある業者を選ぶと安心でしょう。
遺品整理業者は、貴重品を探しながら丁寧に仕分けたい場合や、遠方から依頼したい場面に向いています。
供養などを希望する際は、対応内容と追加費用を確かめ、必要なサービスだけを選んでください。

見積もりと許可の確認

業者へ依頼する際は、複数社に現地見積もりを依頼し、金額だけでなく作業人数や回収範囲も比べましょう。
見積もり書では、品目ごとの費用にくわえ、車両費や階段作業費などが具体的に記載されているか確認が必要です。
また、「作業一式」だけでは比較しにくいため、追加料金が発生する条件も書面で確かめておくと安心でしょう。
家庭ごみは産業廃棄物収集運搬業の許可だけでは回収できない点にも注意しましょう。
家庭ごみを回収する業者が一般廃棄物収集運搬業の許可を持つか、市区町村から委託を受けているか確認することが大切です。
さらに、作業中の事故に備え、損害賠償責任保険への加入状況も契約前に尋ねておきましょう。

依頼から完了までの流れ

業者へ依頼する流れは、問い合わせ後に現地見積もりを受け、契約を結んでから搬出と支払いへ進むのが一般的です。
現地見積もりでは家財量や駐車場所を確認してもらい、必要な人員と車両を正確に算出してもらいましょう。
また、作業当日は開始前と終了後に立ち会い、残す品の位置や作業範囲、搬出後の室内を確認すると安心です。
遠方で立ち会えない場合は、鍵の受け渡し方法を決め、写真で作業前後を報告してくれる業者が便利でしょう。
さらに、作業日時や車両の駐車位置を近隣へ事前に伝えておけば、搬出も進めやすくなります。
貴重品は事前に取り分け、安全な場所へ移して誤搬出を防いでください。

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空き家の家財処分にかかる費用相場と節約術

空き家の家財処分にかかる費用相場と節約術

ここまでご自身や業者で処分する方法を解説しましたが、気になる金銭面も、しっかりと把握しておきましょう。
最後に、家財処分にかかる費用と節約のポイントについて解説していきます。

広さや量別の費用目安

民間業者へ家財処分を依頼する費用は、広さや家財量によって変わり、1R・1Kでは約3万〜8万円が目安です。
2LDKまでは約5万〜20万円、3LDK以上では約15万〜50万円以上になる場合もあります。
また、料金には基本料や処分費が含まれることが多く、作業員1名の人件費は1日約1万〜1万5,000円が目安でしょう。
積み放題プランでは、軽トラックで約1万5,000〜3万円が目安となります。
一方、2tトラックは約5万〜12万円ほどが目安で、物量に合うプランを選ぶことが大切です。
自治体へ直接持ち込む場合は、10kgあたり約100〜300円程度で利用できることもあります。

処分費用を安くするコツ

処分費用を抑えるには、すべてを業者へ任せず、自治体の収集や持ち込みを組み合わせる方法が効果的です。
状態の良い家電や家具を先に売却すれば、買い取り額を得ながら物量も減らせるでしょう。
また、可燃ごみや古紙などは通常の収集日に少しずつ出し、業者が運ぶ量を計画的に減らしておくのがおすすめです。
家電4品目は、家電リサイクル券を用意し、指定引取場所へ直接持ち込める場合もあります。
さらに、依頼時期は引っ越しが集中しやすい時期を避け、6月や10月頃を候補にすると比較しやすくなるでしょう。
最低3社から同じ条件で相見積もりを取れば、費用と作業内容の妥当性も判断しやすくなります。

活用できる補助金や控除

自治体によっては、空き家の登録制度などを条件に、家財道具の処分費を補助する制度を設けています。
補助額は費用の半分で上限5万〜10万円程度とする例があり、地域によっては最大20万円ほどになる場合もあるでしょう。
また、許可業者への委託料や粗大ごみ手数料が対象に含まれるケースもあります。
多くの制度は作業開始前の申請が必要なので、契約前に自治体へ確認することが大切です。
相続した空き家の売却では、一定の要件を満たすと最高3,000万円、相続人が3人以上の場合は最高2,000万円を控除できる特例もあります。
ただし、家財処分費の税務上の扱いは状況で異なるため、迷う場合は税務署や専門家へ相談しましょう。

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まとめ

空き家の家財道具をご自身で処分する際は、自治体の粗大ごみ収集や不用品の買い取りサービスを活用し、計画的に分別や搬出を進めることが大切です。
専門の業者に家財の処分を依頼する場合は、目的に合う業者を選んだうえで、複数社から見積もりを取り、許可の有無や作業範囲を事前に確認することが重要です。
家財の処分費用をできるだけ抑えるためには、ご自身でできる片づけを組み合わせ、自治体の補助金制度や売却時の控除特例などを上手に活用すると良いでしょう。

補助金や特例を使ってどれくらい処分費用を抑えられる?

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